2014年の女子美短大造形学科デザインコースのメディアデザイン(Web)では、Raspberry Pi + Coder で簡単なウェブアプリケーションを制作する授業を行いました。
デザイン手法や技術を学ぶことはあっても、普段日常的に利用している仕組みについて学ぶ機会はそう多くはありません。学生にとっては例えば制作のためのソフトウェアや、制作環境についてなどがそれにあたるかもしれません。
学校にあるコンピュータで単にウェブページを作るのではなく、普段使わないハードウェアを活用するカリキュラムにしたのは、デザインを学ぶ学生にはなかなか挑戦する機会が少ないのではと思ったことと、サーバーとクライアントコンピュータを目に見える形で手元に置いた上で制作させるのがネットワークを用いたデザインを考えるきっかけとして最適だと思ったためです。
2016.10.27