教師が作成した物語のプログラムを見せ「1年生が喜ぶお話をつくる」というゴールを示し、お話には、始め・中・終わりの三部構成とし、始めと終わりの背景を同じものにするというルールを設けた。また、必ずハッピーエンドの話にするルールも設けました。
第1時で児童は、事前に作成したキャラクターが活躍するお話をワークシートを使って構想しました。お話の骨組みとなる背景はカードにしておき、児童が実際に並べて物語を構想することができるようにしました。背景を決めた後ワークシートに物語を書き、プログラムの基礎をつくりました。
第2時では、ブロックの動きを簡単に確認した後、キャラクターの動きを中心にプログラミングを行いました。児童はICT教育支援員のアドバイスを得ながら、トライ&エラーを繰り返し1年生が喜ぶお話づくりを進めていきました。ペアでの中途報告では、よい工夫を見つけ合い、自分のプログラムをさらによいものにできるようにしていました。
第3時では、前時で知った友達の工夫や友達からのアドバイスをもとにプログラムを完成させ、全体での紹介を行いました。友達のプログラムを見た児童は、そのよいところや工夫されていたところを伝え合った。振り返りでは、今後のプログラミングでやってみたいことについても書き、次の学習に対する意欲を高めました。
2016.10.27