ワークショップでは、ビジュアルプログラミング環境Scratch を通して子供たち1 人ひとりがもっている創造力、構成力、表現力を友達同士で引き出し合い、楽しみながら自分たちが欲しいものを自分たちの力(とちょっとの大人の援助)で創りあげるという目標をもっています。
現代社会の新しい知的活動能力となるクリエイティブアーツ(創造的活動を支える基礎スキル)を育成することです。ワークショップでは、教師が作り方を教え込むのではなく、子供自身の手で作りあげる過程をファシリテートします。そのために、プログラミングを子供同士で遊びながら学ぶ機会を提供することを重視しています。
・子供たちにとって日常生活でなじみ深いことをプログラムで表現してもらう。
・ゲームを構成するために不可欠なモジュールを子供たちが分担して作り、別々のモジュールを作った子供同士が集まって、自作モジュールの動きや仕組みを互いに紹介する。
・プログラムで表現したいものを子供たちのチームで構想し、その構想図の実現に向かってプログラミングを行う。
・子供たち同士のかかわり合いを重視する。
・大人はファシリテータとして振る舞う。
・日常生活とプログラミングの間をつなぐための活動を設ける。
・ワークショップ終了後も自宅等で活動を続けることを奨励する。
2016.10.27