授業・ワークショップ紹介
全国で行なわれているプログラミングの授業やワークショップの指導案・レポートを紹介します

コンピュータの仕組みを探ろう

佐賀県武雄市山内西小学校 ×(株)ディー・エヌ・エー
実施日
2016年5月より、全13回
使用言語・教材
ブロックプログラミング言語、DeNAオリジナル教材
使用機材
Androidタブレット、ロボット、3Dプリンター
対象
小学校3年生
目安時間
45分×13回
科目
総合的な学習の時間
 

撮影:豊永和明

授業のねらい

山内西小学校では2014年度より、ディー・エヌ・エーと協力し、低学年向けプログラミング教育を実施しています。1年生から3年生まで継続してプログラミング教育を実施しています。

プログラミング教育全体でのねらい

・アプリやゲームは自分で作れるものだと、自然に考えられるようになること
・プログラミングを知ることで、より豊かな創造力を働かせることができるようになること
・それを楽しいと感じて、もっと学びたいと感じてもらうこと

小学校3年生でのねらい

1、2年次より高度に、プログラミング観点で疑問や興味を持ち、創造的な視点を持つためには、変数の考えをより発展させた、コンピュータで扱う「データ」の考え方が必要である。普段漠然と使っているデータという単語を、議論や演習を通して見つめなおし、プログラミングと組みあわせて身近な問題に応用する力を身につけることを目指す。

①身近なものに対して、プログラミング観点で、
・「どう動いているのだろう?」と疑問や興味をもてる。
・「こんなものがあったらいいな、こうしたらいいな」という視点をもてる。

※本件に関するお問合せは、ディー・エヌ・エーまでお願いいたします。

授業の内容

取り組み概要

教科:教育課程内 総合的な学習の時間
時期:2016年5月より、全13回(1回あたり2時間 計26時間※事前学習時間を含む)
指導者:山内西小教諭1名、DeNA講師1名
内容:「コンピュータの仕組みを探ろう」
目的:プログラミング学習でデータを取り扱うことで、コンピュータの仕組みを理解する
   ①身のまわりのものがデータとしてコンピュータで扱えることに気がつける。
   ②データをどうやって加工したり保存したらよいか考えられる。
   ③データをストレージやネットワークを使ってやりとりすることが想像できる。

学習の流れ

(1)データって何?
(2)データをプログラムで加工しよう
(3)データを組みあわせると、どうなるかな?
(4)お店のレジってどう動いているの?
(5)インターネット動画ってどう動いているの?
(6)センサーを使ってみよう
(7)3Dプリンタを使ってみよう
(8)ロボットを使ってみよう①
(9)ロボットを動かしてみよう②
(10)自由制作①
(11)自由制作②
(12)自由制作③
(13)発表

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