授業・ワークショップ紹介
全国で行なわれているプログラミングの授業やワークショップの指導案・レポートを紹介します

【ケーススタディ】「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」 親子でプログラミング

「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」各店舗スタッフ
対象年齢
3歳以上
人数
一回10名ずつ
指導・報告
「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」各店舗スタッフ
実施時間
30分ずつ
実施日
2018年4月9日~4月27日の平日
実施場所

とりくみのねらい・きっかけ

キュベットは、「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」で大事にしている、『正解も不正解もない問題を乗り越えるための創造性』を育むためにぴったりの教具。今回キュベットは、いつものワールドマップを飛び出して、同施設内の人気アートアトラクション「つながる!積み木のまち」の中を冒険するという未知の体験にチャレンジしました。

とりくみの内容

30分間という短いワークショップの中では以下の2つのポイントを特に重視しました。
1、「操作ができるようになること」
キュベットを思い通りに動かすことができる、ということがまずは喜びになり、意欲につながります。
2、「ゴールにつく道のりを自分で考えること」
操作に慣れたら、「つながる!積み木のまち」の積み木をつなげて、線路や道路などのまちをつくります。
キュベットは、川を渡ったり、道路を走ったり、駅を目指したりして、まちの中を自由に冒険していきます。
目的地にたどりつくためには、どのようにブロックを組み合わせれば良いのか、考えて試すことを繰り返していきます。

自分の力で自由に操作できるようになる

プログラミングについて学んだり、紙芝居を用いてキュベットについてのお話をしたりして、これから動かすキュベットへの興味を高めます。お子様たちは、キュベットを見ると早く動かしたくてうずうず。キュベットとボードに電源を入れたら、いよいよスタートです!
ブロックをはめて、キュベットがどのように動くかを理解します。まずは赤、緑、黄の3つのブロックを組み合わせて、キュベットをたくさん動かします。

ゴールにつく道のりを自分で考え、試行錯誤を繰り返す

自分で操作ができるようになったら、今度はキュベットに町を冒険させます。
「つながる!積み木のまち」の積み木をつなげ、町の中でキュベットを動かします。駅や家、雲を目的地にしたり、それぞれ行きたい場所に行ったりして、キュベットを冒険させます。お子様たちは、キュベットを自分の考えた通りに動かし、プログラミングの楽しさを感じることができました。

成功のポイント

・キュベットの動かし方は最初にある程度時間を取って、丁寧に説明する。
・「まっすぐ」「くるっ」など、小さい子に入りやすい言葉かけをする。
・ファンクションキーは最初は除いておく。その回のお子様達の習得度合いによって使う。
・積み木を使用する際には、「どこに行きたい?」と目的地を自分で設定させたり、「ここに来るにはどうしたらいい?」と考えさせたりする。

子どもたちのリアクション

まず、「ブロックを組み合わせるとキュベットが動く」というところに、お子様も保護者様もとても喜びます。
進めていくうちに、「あっちに行っちゃった!」「なんでこっちにこないの?」と、思い通りにならないことも出てきますが、一つ一つ「ここはこうじゃない?」と、一緒に考えて解決していきました。
最初は、ただキュベットが動くことに喜んでいた子供達も、次第に自分の組み合わせた通りにキュベットが動くことに顔を輝かせて、ブロックの組み合わせ方を工夫し始めます。
親子で一緒に「どうしたらこっちに来るかなぁ」と悩むのも、また楽しい時間でした。

指導者からのコメント

キュベットは中々思い通りの場所に行ってくれなかったりもするけれど、ブロックをはめ直せば大丈夫。
何回でも失敗できて、失敗してもすぐにやり直せるのが、キュベットのいいところです。
親子でコミュニケーションをとりながら一緒に考えて、一緒にプログラミング体験することができる、とても良い時間となりました。

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