教材紹介
プログラミング言語や関連教材、関連書籍を紹介します。

プリモトイズ キュベット

読み : プリモトイズ キュベット

概要

プリモトイズ キュベット は、プログラミング初等教育先進国のイギリスで開発されました。
読み書きと同じレベルでプログラミングを学ぶというコンセプトで、3歳から使えるようにデザインされています。

パソコンやタブレットといったデジタル画面を使わず、インターネット環境も不要。
乾電池があればどこでもすぐにプログラミングを始められる、グループワークに適したツールです。

モンテッソーリ教育に着想を得て、子どもが自主的に取り組めるように開発されています。手を使い、仲間とコミュニケーションを取りながら、ストーリーを創造したり課題を解決したりしていくことで、プログラミングの基本的な考え方が自然と身につきます。プログラミングの知識や指導経験も必要ありません。

保育園、幼稚園、プログラミング教室から、小学校での学習にも最適。
現在世界100カ国以上で使われており、各種デザイン賞、教育玩具賞を受賞しています。

入手方法

公式オンラインショップ(複数台をセットにしたものなど、教育機関向けのセットがあります)
Amazon.co.jp、伊勢丹新宿本店、二子玉川 蔦屋家電ほか、全国16箇所の百貨店などで購入可能です。

使用方法

マップ上でスタート地点と目的地を決めたら、ロボットの「キュベット」がゴールに到達できるよう、Bluetoothで同期した木製のボードにカラフルなコーディングブロックをはめ込んで動かします。付属の布製のマップには子どもの想像をかき立てるイラストが描かれています。マップの中でキュベットを冒険させてあげようというテーマで、お話を考えたり、工作と組み合わせたり、プログラミングだけでない広がりのある展開が楽しめ、算数だけでなく理科や社会、国語や英語の授業で活用しやすくなっています。指導のヒントになるストーリーブックも付属しています。

<動画にて紹介> 基本の使い方 先生に使いやすく、子どもが自主的に取り組む キュベットが他のツールと違う点

活用例

授業・ワークショップ例

プリモトイズ公式ウェブサイト ケーススタディページ
幼児対象のワークショップ、小学校での実践例など
https://www.primotoys.jp/educators-jp/case-studies-jp/

プログラミング教育普及プロジェクト ウェブサイト
・キュベットを使ったグループワーク http://csforall.jp/case/2660/
・自分で物語を創作 - プログラミングで創造力と想像力を育む http://csforall.jp/case/2983/
・小学2年生 グループワークで協力しながら課題を解決 http://csforall.jp/case/2968/

こどもたちへのメッセージ

この教材で一緒に学ぶときの考え方を、以下のようなマニュフェスト(プリモ宣言)として提案しています。

I. 学ぶことは難しいこと? いやそんなことはないはず。学ぶことと楽しいことは同時に起こるって考えてる。
II. 間違った答えは、不正解ということはないんだ。間違えの中から正しい答えが生まれることだってある。
III. 冒険し、創造し、表現してみる、そして学びがある。 PRIMOの世界は可能性にあふれている!自分がまさにしていることが喜びなのだ。
III. 子どもは黙っているべき? いいや。できた!とか、ぼくたちの喜びは表現しなくっちゃ、大きな声で!
IV. 子どものアイディアに不正解はないんだ。ぼくら子どもたちのアイディアなんだから。
V. 子どもは、体が大きいとか小さいとか、年齢で判断されたくないんだ。どう行動しているか、どんな態度で臨んでいるかが一番大事なんだ。
VI. 子どもたちの創造力を抑え込んではだめなんだ。だって、彼らはこれから何かを生み出す天才なんだから。
VII. 子どもはゲームが大好きさ。そして、いままで考えたこともないようなゲームだって考え出すんだ。
VIII. 子どもは冒険が大好き。マップの中から飛びでちゃうほどの想像力を最大限に拡げるんだ。
IX. 子どもは一緒に勉強できるさ。そして楽しむことも一緒にできる。だから、子どもたちがやろうとしていることを助けてあげる、
  成功させてあげればいいんだ。
X. いつもめいっぱいやって、すばらしい自分でいよう!前を向いてワクワク、未来を体現しよう!
XI. ゴールを達成するまで、どんどん楽しもう。

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