本単元は、出題者が当ててほしいものの特徴をとらえて伝え、回答者がその特徴を基に答えを考えるというゲームを取り入れた内容です。ものの特徴をとらえることを通して、対象物をよく見て観察したり「大事なことは何か」を考えたりすることができると考えました。
また、答えを引き出すために質問することを通して、相手から与えられる情報を正しく聞き取り、分からないことや更に詳しく聞きたいことを尋ねる力がついていくと考えられます。本単元は、これらの話し合いに大切な要素を、ゲームという形式を通して楽しみながら自然に学ぶことができる学習材です。
さらに、スクラッチを用いて、ヒントの場面に合った画像や動画でクイズを表現していく活動を取り入れました。それには、答えに迫るヒントの順序を考えながら、プログラムを判断していかなければならず、論理的思考力が高められると考え、また、それをペアになり、相談したりアドバイスしたりすることで、コミュニケーション能力を育めると考えました。
2016.10.27