2015年よりNPO法人CANVASは、日本マイクロソフト株式会社の助成を受け、「Programming for ALL」プロジェクトを開始しました。プロジェクトでは、遠隔地在住の子ども達・障害のある子ども達・女性など、現状プログラミングを学ぶ機会が充分でない子ども達を対象に授業やワークショップなどのモデルケース作りに取り組み、その際に東京都立光明学園と連携を開始し、肢体不自由の障害がある中高生を対象にしたプログラミング教育を実践してきました。
総務省事業の実証では、これまでの実証を生かし知識技能の習得だけでなく、体験が実社会での暮らしやキャリア形成に活かされるよう、下記の3つの視点を大切にした授業設計をしました。
3つの視点や生徒の特性を踏まえ、自分や他者へのサービスを考える事や、世の中の技術や製品の仕組みを知ってもらうために、自分以外の生徒が使う事を想定して作品をつくる事や、IT企業社員の方からの仕事紹介を聞く体験などの内容を4つのプログラミングの授業に取りいれました。
2018.04.25