マサチューセッツ工科大学メディアラボのライフロングキンダーガーデンで開発されたブロックプログラミング言語。こどもたちの遊びを観察することから得られた、「想像→作成→遊び→共有→振り返り→想像・・・」というらせん構造(Creative Learing Spiral)を支援するために制作されました。
マウスで簡単に操作することのできるブロックプログラミング環境であるため、誰にでも始めやすく(低い床)、習熟するにつれて高度なことにも対応でき(高い天井)、アニメやゲームだけではなく多様な分野に応用できます(広い壁)。
公式サイトには、こどもたち自身がつくった作品を共有するためのサイトも用意されて、世界中のこどもたちが協働する環境としても機能としています。これらの作品はクリエイティブコモンズ(CC BY-SA)に従って、自由に改変=リミックスすることができます。
Scratchはオープンソースであるため、キネクトや様々なロボットなど、Scratchが直接対応していないデバイスにも対応させることが可能です。ロボットやセンサーなど物理的なデバイスとつなげて、リアルな世界ともインタラクションさせることもできます。
公式サイトへアクセスし、「作る」ボタンを押すと早速作り始めることができます。
PyonkeeはScratchをもとにしたプログラミング言語です。
初心者向けワークショッププログラム「ネコから逃げろ!」
主人公(ネコ)が敵(ネズミ)から逃げるというゲームの基本型を学びながらプログラミングを始めることができます。
2016.10.27