教材紹介
プログラミング言語や関連教材、関連書籍を紹介します。

CodeMonkey

読み : こーどもんきー

概要

CodeMonkey は、CodeMonkey Studios Ltd.でつくられたプログラミング言語。イスラエルでは15年程前に世界に先駆けてプログラミングを義務教育に取り入れ、当時高校生だったメンバーがエンジニアとなり生み出したのが、数々の賞を受賞しているオンラインの学習教材「CodeMonkey(コードモンキー)」です。ゲーム感覚でCoffeeScriptという実際の言語を使ってコードを書く練習ができます。

特徴

コンテンツはドリル形式で、独学ができることと学校での導入が簡単であることが特長です。ダッシュボードつきの教師用ライセンスでは、各生徒の達成度や解答率、クラスの平均値などを評価する機能があります。

日本上陸

ジャパン・トゥエンティワン では、2015年12月に日本語ライセンスの販売を開始し、ユーザーの皆さまからは「1.指導者や学習者の技量に依らない、2.ゲーム仕立てで熱中できる、3.楽しみながらプログラミングの基礎概念を身につけられる」と高い評価を得ています。

CodeMonkeyのストーリー

“Write Code, Catch Bananas, Save the world”
コードモンキーのストーリーは、サルの「モンタ」がゴリラにバナナを奪われてしまうところから冒険が始まります。友だちのカメやヤギと協力して道中様々な障害物に遭遇しながらバナナを獲得していきます。例えば、茂みで道がふさがれていたり、ネズミに邪魔されたり、ときにはカメの背中に乗って川の対岸を目指します。しかし、モンタは人間の言語を理解できません。効率よくバナナを獲得するには、問題点と解決策を見つけ、コンピューター言語の「コード」で表現しなければなりません。関数や繰り返し処理を使ってモンタに指示を出しながら、プログラミングの基礎を学習します。

開発にあたって(CodeMonkey Studios社のコメント)

「私たちは小学校4年生だった1990年代にプログラミングに出会いました。コードの読み書き(code literacy)の力強さを知り、子どもたちの未来を拓くものだと確信しました。

そしてCodeMonkey StudiosはCEOのJonathanが遊びながらプログラミングを教えた経験をもとに2014年に設立されました。未来の教育のためには、古き良き時代の学習方法から脱却し、新しい学習ツールへと変わって行くべきだと信じています。私たちはテクノロジーと教育をよく理解しています。楽しく効果的に学習を継続できるコンテンツを目指して開発したCodeMonkeyは、教師の不安を取り除き、世界中の誰もが大いに楽しめる製品です。

仕様

学習言語:CoffeeScript 
対応言語:日本語、英語の他15か国語
対応機器:Windows、Mac、タブレット※タブレットではチャレンジ70まで対応しています。
推奨ブラウザ:<Windows、Mac>Firefox、Chrome、Safari、Internet Explorer
<タブレット>Chrome、Safari
※ブラウザは最新のバージョンに更新してご使用ください。※タブレットの古いモデルでは、端末の性能により充分なスピードが出ない場合があります。

使い方・入手方法

販売先

販売価格

有料版:5,040円(税込)/ライセンス
体験版:メインモードのチャレンジ30まで無料でご体験いただけます。
※PC設定やインストールは一切不要です。

CodeMonkeyのご紹介

こちら

作品例

コードモンキーのチャレンジビルダーコースでは、オリジナルのゲームを創作できます。
イスラエルの小学生の作品例の映像: 作品例1 作品例2

授業例

イスラエルでの事例

2016年にコードモンキーを使ったプログラミングコンテスト"Coding Olympics"がイスラエル教育省主催で開催されました。イスラエルでは小中学校1700校に教材として導入され、25万人以上の生徒がコードモンキーでプログラミングを学習しています。コンテストでは子供たちが3か月間毎日プログラミングの腕を競い合いました。
紹介動画

こどもたちへのメッセージ

Yishai B Pinchover
VP, Business Development,CodeMonkey Studios Ltd.
(コードモンキー・スタジオの開発担当副社長のイシャイ・ピンコバーのコメントより)

「コードモンキーは、イスラエルで全国の学校に採用され、現在は米国をはじめ世界各国へと展開しています。プログラミングは、21世紀の必要不可欠なスキルです。チャンスに満ちた新しい世界への扉が開かれ、子どもたちの可能性が無限に広がるのです。日本の子どもたちにコーディングの楽しさを知ってもらうきっかけになると確信しています」

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