現在はあらゆるものがインターネットに接続されはじめ、中学生ですらこれまで人類が経験したことのない即時性・拡散性・加工性を持った情報を扱うようになっています。今後の社会を考えた場合、これまで以上に多くの情報がディジタル化されて利用される。従前の教科では対面でのコミュニケーションや紙媒体でのアナログ情報に関する指導は行われていました。しかし、ディジタル化された情報は、手段として活用されることはあっても、その特性までしっかりと学ぶ機会は少なかったと考えます。
そこで本研究では、新設する「技術・情報科」の中の、プログラミング学習を通して、「ディジタル化された情報の基礎・本質を理解・思考・実践する」視点を持った学習を深めさせることで、様々な教科においても生徒自身がディジタルスキルを活用し、条件や環境に即してICTを活用した問題解決と価値創造する力を身に付けられると考えました。
2016.10.27