とりくみ紹介
全国の学校や自治体、団体や企業によるプログラミング教育のとりくみを紹介します。

tanpro-lab

代表 : 小笠原記子さん
使用言語・教材
littleBitsなど
対象
主に小学生
実施日
隔週・随時
参加人数
20名程度

概要

tanpro-labでは、次世代の子どもたちに必須の「21世紀型スキル(=未来を創る力)」を総合的に修得する『探究型プログラミング学習(通称:探プロ)』を研究・開発しています。
探プロでは、コーディングスキルではなく、身近な社会を題材にしてプログラミングの概念を学びます。プログラミングの概念を知っておくと、複雑な社会の中からその本質が読み取れるようになります。だからこそ、プログラミングには本質を追究する探究型の学習が相応しいと考えました。

学習の中では、電子工作キットのlittleBitsなどの教材を使って仲間と協力しながら工作と絡めたプログラミングを体験します。自分自身の手を動かし、五感を使って試行錯誤をくり返すことにより、創造性を刺激することも期待しています。

代表者である小笠原は、システム開発の現場での長年の経験を活かし、自ら考案した探プロを全国の子どもたちに展開すべく、都内を中心に各所でワークショップを実施しています。

とりくみのきっかけ・ねらい

様々な形態の子ども向けプログラミング学習をみるにつれ、どちらかというと技術好きな男の子や保護者にウケるものであったり、単発のワークショップに参加して終わりがちだったり、といったところに課題があると感じるようになりました。

そこで大学院での修士研究としてプログラミング学習の理想を追究し、探究型プログラミング学習を考案しました。tanpro-labでは、プログラミングを単にコンピュータを使った学習に留めるのではなく、思考力、ICTリテラシー、他者とのコミュニケーション、社会との関りなど、多くの側面から学習できる1つの手段として位置づけています。

とりくみ内容

①オリジナルワークショップの企画・運営

「街をつくろう!」「公園をつくろう!」などをテーマにした探プロオリジナルのワークショップです。はじめに街や公園をよく観察し、プログラミングする対象を決めて、アルゴリズムを考えながら実際に作ります。子どもたちの大好きな工作を楽しみながら、様々なプログラミングの概念を学習します。

※ワークショップ事例はこちら

※ICT教育ニュースによるレポートはこちら

②企業や学校からの依頼 (ワークショップやCSR活動など)
を受けた出張ワークショップの提供

企業や学校からの依頼を受けて、単発のワークショップを実施しています。 過去には、多摩市愛和小学校様、日本IBM様のFamily Daysに提供させて頂きました。

東池袋の日の出ファクトリーを拠点に活動していますが、企業や各種団体の要望に合わせた出張ワークショップも実施しています。

*探プロワークショップパートナー デジタルハイク