とりくみ紹介
全国の学校や自治体、団体や企業によるプログラミング教育のとりくみを紹介します。

NPO法人南大阪電脳支援集団

実施日
2016年9月より、月2回開講中
使用言語・教材
Scratch1.4
使用機材
PC(windows)
対象
小学生、中学生
参考書籍
「小学生からはじめるわくわくプログラミング」
「小学生からはじめるわくわくプログラミング2」
「Scratchで学ぶプログラミングとアルゴリズムの基本」

概要

南大阪電脳支援集団はITのスキルを持ったメンバーの集まりです。2013年5月に任意団体として発足し、2015年8月にNPO法人になりました。
当団体は、2014年5月から、パソコン初心者の方、パソコンに興味のある方を対象にパソコン教室を開催しています。このパソコン教室を”学びたい”という気持ちを持った人々が集まるコミュニティにしたいという思いから始めました。
2014年11月からは、Scratchを習わせたいという保護者からの要望があり、子ども教室も開講しました。この子ども教室では、子どもの年齢、興味等にあわせて、個別に学習する内容を変えています。
2016年9月からは、知人の学習塾の塾長から、プログラミング教材を通り一遍に教えるのではなく、“本物のプログラミング”を教えて欲しいという要望があり、学習塾の空き時間を借りて、プログラミング教室を開講しています。この教室では、ワークショップ形式で学習しています。

とりくみのねらい・きっかけ

子ども教室を開講するきっかけは、私自身がScratchの面白さにハマったからです。この面白さを子どもたちに体験して欲しいと思ったからです。実際、“10歩動かす”をクリックしてネコが動くと、子どもたちがびっくりします。どんどん、ブロックを積み重ねてプログラミングしていくと、もう大騒ぎです。
また、Scratchは、見かけは子ども向けですが、中身は最新の技術で出来ており、本格的なプログラムも作れる、本物のプログラミング環境です。
今回、知人の学習塾の塾長から、子供たちに “本物のプログラミング”を体験させたいというお話を頂きました。この方も、Scratchのデモを見て、私と同じ思いを抱いたんだと思います。

ワークショップ内容

楽しみながらゲームを作り、遊びを通してプログラミングを学ぶ、“プログラミング入門コース”

2016年9月から月2回、小中学生を対象にScratch1.4の入門コースを学習塾の空き時間に場所を使わせてもらって実施しています。毎回、基本のテーマに沿ってゲームを作りながら、子供たちの反応で臨機応変に対応しています。全6回でScratchの代表的な命令ブロックの使い方を習得します。
複数回のワークショップ形式での講習は初めてで、子供たちの反応を見ながら、試行錯誤で進めています。