とりくみ紹介
全国の学校や自治体、団体や企業によるプログラミング教育のとりくみを紹介します。

産業能率大学 北川ゼミ

代表 : 北川博美 教授
実施日
不定期
使用言語・教材
Scratch *RaspberryPiを使うこともあります
使用機材
ノートパソコン(Windows)、RaspberryPi
対象
主に地域の小学生 ワークショップは20名前後で開催することが多いです

概要

所属する産業能率大学情報マネジメント学部は、ビジネス系の文系大学です。プログラミング体験ワークショップは、学生による企画・運営の実践の場として2006年から始めました。最初はSqueakでスタートし、2009年からScratchを使っています。
大学キャンパスで、年に2~3回、近隣の小学生を対象にScratchワークショップを開催するとともに、Scratch Day in Tokyoへの参加(2012年から)、学外の団体や企業イベントにScratchを組み合わせた取り組みを行っています。

最近の活動は以下の通りです。
・神奈川県「子ども科学探検隊」を対象とした「ラズベリーパイ×スクラッチでLED万華鏡を作ろう!」(2016年8月)
・「かながわ しごと・技能体験フェスタ2016」に、一般社団法人・NPOと共同でScratch体験ワークショップ「プログラミングで生き物づくり」のブース参加(2016年7月)
・キャンパスでScratchワークショップ「LOVE FAMILY 家族に気持ちを伝えよう!」開催(2016年6月)
・Scratch Day 2016 in Tokyoに参加し、初心者向けワークショップ開催(2016年5月)
・NPO法人主催の「夢絵コンテスト」入賞者が参加するScratchワークショップ「今、夢絵が動きだす」開催(2016年3月)
・伊勢原市立高部屋小学校4年生の「総合的な学習の時間」でScratchによるシューティングゲーム作り(2016年2月)

  
  

とりくみのねらい・きっかけ

最初のきっかけは、学生による企画・運営の実践の場として、地域の子どもたちを対象とした活動が何かできないか、と思ったことでした。たまたまSqueakの存在を知り、日本HPスーパーサイエンスキッズの取り組みや阿部先生のワークショップを見せてもらったりして、2006年からゼミの学生と活動を始めました。
学生が企画・運営を行うことを前提にしています。情報を専門に勉強している学生たちではないため、入門者向けのワークショップが多いのですが、参加してくれる子どもと一緒にScratchを体験して、まずプログラミングの楽しさを感じてもらうことがねらいです。また保護者の方も、見学でなくScratch体験できるような企画になるよう工夫しています。