とりくみ紹介
全国の学校や自治体、団体や企業によるプログラミング教育のとりくみを紹介します。

関西学院中学部

実施日
5分×10回(週1回の授業)
使用言語・教材
Scratch1.4、Scratch2.0(オフラインエディター)
使用機材
デスクトップPC、(希望者のみ)NanoBoard AG、Raspberry Pi
対象
中学3年生 240名

概要

キリスト教主義教育に基づく私立中学校。1学年240名・男女共学。併設高校・大学への推薦制により、受験勉強に縛られない自由な教育を実施。無人島での約1週間のキャンプ生活などの様々な行事を通じて「生きる力」を養うことを重視しています。2012年度より3年生技術科の授業において、Scratchによるプログラミングに取り組み、文化祭で生徒作成のゲームを展示しました。

とりくみのねらい・きっかけ

プログラミングを通じて論理的思考力を養うことをねらいにしています。
普段はスマートフォンしか使わないような生徒にも、コンピュータを使ってプログラミングをすれば、誰でもプログラムを創る側になれるということを知ってもらいます。
プログラムが自分の思い通りに動かない場合に、すぐに教師に聞くのではなく、色々な方法で試行錯誤を重ねたり、他の人のプログラムを参考にしたり、ウェブを検索したり、友達と相談したりといった、多様な問題解決の手段が使えるようになることを目指します。
コンピュータは画面の中だけで動作するのではなく、プログラミングによる計測・制御を通じて現実世界と連動して動作できるということを実感させるようにしています。