教材紹介
プログラミング言語や関連教材、関連書籍を紹介します。

こどもパソコンIchigoJam

読み : こどもぱそこん いちごじゃむ

概要

IchigoJam は、子供が自分で組み立てられ、シンプルなプログラミング言語(BASIC)でコンピューターを学べる1,500円パソコンです。テレビとキーボードと電源をつないで、スイッチON、1秒で 起動します。

1980年代、子供向けのパソコンが数多く発売され、図書館や本屋で子供向けの書籍・雑誌が容易にてにはいりました。一方、コンピューターが社会に浸透した現代。完成されたソフトウェアを使う機会は増えましたが、プログラミングに触れる機会は激減。パソコン(ネット)すら危ないからと子供から遠ざけられてしまいました。プログラミングに触れていれば子供でも手にできる大きなチャンスをロスしている、そんな現状をなんとかしたい!安価なCPUに出会い、かつて学んだMSXを想ってできたのが、IchigoJamです。

使い方・入手方法

秋葉原をはじめ、全国各地にある電子パーツ店や、通販で入手できます。インストールなどは不要で、PS/2キーボードとmicroUSB電源を用意し、家庭のテレビにつなげば、すぐ使えます。

はんだづけしてつくる組み立てキットは、初めての子供でも1時間〜1時間半程で完成できます。

「IchigoJamはじめのいっぽ」でLEDや基本的な操作を覚えたら「IchigoJamミニゲームズ」でゲームづくりにすぐ挑戦!その他オンライン上の教材や、リファレンス、各種書籍で理解を深めて、オリジナルのゲーム作り、電子工作へと挑戦できます。
組み立て方・説明書・読み物はこちら。

IchigoJam はじめのいっぽ(動画)

活用例

テレビゲームづくり(アクションゲーム、RPG、シューティングゲーム、けいさんげーむ、迷路ゲーム、クイズゲームなど、マルチメディアボードPanCakeを使ったカラー化サウンド拡張にも対応)
電子工作(信号機、魯山人式納豆製造機、イノシシセンサー、MIDI音源制御など、モーター制御ボードMapleSyrup)
ロボットづくり(昆虫ロボット自律制御、こどもロボットpaprika、ステアリング付きカーロボット)ウェアラブル(IchigoGlass)
IoT(ネットワークボードMixJuice、さくらのIoT Platformα for IchigoJam を使ってネットに接続するデバイスづくり)
関連商品
使ってみた動画
福野泰介の一日一創

授業例

こどもたちへのメッセージ

IchigoJam発明者、福野泰介

”ゲームもロボットも、自分で創るともっと楽しい!
小学3年生、大好きだったゲームはマリオ。「自分で作れちゃうなんてすごい!」がパソコンとプログラミングの出会いでした。
コンピューターはどんな無理難題にも答えようとしてくれるかわいいやつ。ひとつひとつ魔法のようなコマンドを覚えて、使いこなせるようになりましょう。
レベルアップした姿をお父さんお母さんに見せると、きっと新しい扉が開きます!
ドローン、3Dプリンター、ウェアラブル、IoT、広大なプログラミング可能な世界が待ってます。“

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