とりくみ紹介
全国の学校や自治体、団体や企業によるプログラミング教育のとりくみを紹介します。

仙台市立田子中学校

実施日
50分×6回
使用言語・教材
Scratch、ジャストジャンプ チャレンジ迷路
使用機材
ノートパソコン、Raspberry Pi
対象
中学3年生
教科
中学校3年生・「技術・家庭」技術分野

概要

本校地区は、仙台市東部の田園地帯に位置しており、急速な宅地化により人口が増加し、住宅地として発展している地域です。
また、JR仙石線福田町が近く、梅田川をはさんで国道45号線・東部工業団地に接しています。東には七北田川の清流、西には田園の緑が広がり、南には梅田川、北には遥か奥羽の山々と自然にも恵まれている地域でもあります。
本校は1学年4クラス、2学年4クラス、3学年3クラスの中規模校で応援団が活発であり生徒と教員の関係が非常に良い学校です。
プログラミング学習の導入時期については本校生徒の学力、発達段階を考え、中学校3学年が妥当だと考えました。授業中は、ジャストジャンプ チャレンジ迷路やスクラッチなどを用いて、簡単なプログラムについて学習し。それを家庭生活にフィードバックさせながら学習を進めています。

とりくみのねらい・きっかけ

NPO法人CANVASにラズベリーパイを提供してもらったことをきっかけに、よりプログラミン学習について強く意識するようになりました。
プログラミング学習については、技術のコンピュータによる計測・制御の分野で学習することになっています。プログラミングを教えることが主ではなく、プログラミングを通じてアルゴリズムを理解させること、それを身近な生活に生かすことを目的として授業をしています。
今後は、AIの発達による作業の自動化が益々進み、単純作業の仕事はなくなっていくことが予想される今、こどもたちには物事を筋道を立てて考え実行し、変化する社会に対応する力を身につけさせたいと考えています。